その3、脳トレです!!流行りましたのね、脳トレ!ゲームソフトが出ていましたね。
脳トレを行う理由は認知症の予防・進行抑制です。記憶力の低下や考えるスピード、処理スピードの低下を防ぐ事にあります。
認知症には以下の4種類があります。
一番多いのがアルツハイマー型認知症(約60%) です。脳の頭頂葉や海馬に異常が起こりやすく、脳にアミロイドβという物質が沈着して、神経細胞障害が起こり、物忘れで発症することが多く、新しいことを覚えられなくなる短期記憶障害を発症します。進行すると日付がわからなくなったり、家事やお金の管理が出来なくなってしまいます。脳内の海馬に萎縮がみられます(初期には目立たないこともあります)。
次の多いのが血管性認知症 (約20%) です。脳全体の血管に異常が起こり、脳梗塞や脳出血が原因となります。たとえ病変が小さくても、再発を繰り返すことによって認知症になることもあります。意欲低下が目立ち、脳梗塞(脳出血)でみられるような歩行障害や言語障害、嚥下障害をしばしば伴います。脳梗塞(脳出血)を予防することで認知症が進行しないようにします。
最も少ないのがレビー小体型認知症(約10%)で脳の後頭葉や海馬に異常が起き、脳にαシヌクレインという物質が沈着して、神経細胞障害が起こります。幻視(存在しないのに虫や人物がみえたりする)が特徴的な症状です。ほかに嗅覚低下、睡眠中の異常行動(夢をみているときに大声を出す、体を激しく動かす)、パーキンソン症状(動作が鈍くなる、小刻み歩行)などがあります。検査では後頭葉に障害がみられます。
まれに起こる前頭側頭葉変性症は、前頭葉・側頭葉に委縮が起き、人格や行動の変化を特徴とするタイプ(堂々と万引きする、関心がなくなると勝手に出ていく、毎日同じものを食べるなど)、言語がしゃべれなくなるタイプ、言葉の意味がわからなくなるタイプなどがあります。
認知症には様々な種類があって初期症状が異なります。
脳は年齢とともに記憶力や脳の処理スピードは低下し、「あれ」「それ」など言葉を思い出せないシーンが増えてきます。これは前頭葉にある前頭前野の機能低下によるものですが、前頭葉を鍛えるような頭の使い方、いわゆる脳トレをすることで、前頭前野の機能低下に歯止めをかけられます。
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